“つわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
60.0%
石蕗30.0%
槖吾10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長「真暗だから見えねえや、鼻アつままれるのも知れねえくれとこにぶっつわッてねえで、燈火でも点けねえ、縁起がわりいや、お燈明でも上げろ」
文七元結 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
菊よりも早く石蕗つわの花がさき、茶の花が匂う……。
虫の声 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
一度なぞはおれと一しょに、磯山いそやま槖吾つわみに行ったら、ああ、わたしはどうすればいのか、ここには加茂川かもがわの流れもないと云うた。
俊寛 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)