“つひへ”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
色街で女買をんなかひをするのを男の自慢のやうに心得てゐる男が一年程過ぎて算盤そろばんを取つて見ると、つひへが思つたよりは意外にかさんでゐるのに気がいた。
うるほし徳は身を潤す富は少しきつひへを省き少しき利を集めたるなり集りて富となれば屋を潤すばかりでなく人を潤し業を興す流れの及ぶところ皆な潤す徳は少しの善行を重ねたるなり其功徳そのこうとく身を
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)