“しゅしゃ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
取捨82.4%
手写11.8%
取拾5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
理詰りづめで判断はできるが、自分はだいたいの見地けんちよりこの問題を見る力なく、取捨しゅしゃ去就きょしゅうに迷うゆえ、いわゆる先輩の判断をうというならば
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
高氏はかねて亡き俊基から死の前夜に「……いつの日か妻に手渡して給われ」と頼まれていた彼が幽居で手写しゅしゃした法華経一部と、和歌の詠草えいそう一帖とを、忘れずに持って西上したのであった。
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
わたくしはただ自分じぶんうかがいましたままをおつたえするだけでございますから、そのてんはよくよくおふくみのうえ取拾しゅしゃしていただぞんじます。