“さうは”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
掻爬50.0%
蒼波50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
掻爬さうはが済んだあと、ゆき子は、からだ奈落ならくへおちこんだやうな気がした。ぐちやぐちやに崩れた血肉の魂が眼をかすめた時の、息苦しさを忘れなかつた。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)
讀者どくしや諸君しよくん! わたくしこの海底戰鬪艇かいていせんとうてい他日たじつ首尾しゆびよく竣工しゆんこうして、翩飜へんぽんたる帝國軍艦旗ていこくぐんかんき艇尾ていびひるがへしつゝ、蒼波さうは漫々まん/\たる世界せかい海上かいじやううかんだときはたして如何いかなる戰爭せんさうむかつて第一だいいち使用しようされ