“そうは”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
争覇54.5%
爽波18.2%
争波9.1%
掻爬9.1%
走破9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
武家と武家との権力の争覇そうはが起っても、そういう大町人の門は、両方から保護されて、続くことも代々永く続いて来ているが、また御用立てを仰せつかることも
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
十一月二十八日 爽波そうは送別。杞陽きよう招宴。鎌倉大仏、南浦園。
六百句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
美男の魅力は美女の蠱惑こわくにもまさるものか、あの夜川長の裏庭で、月下に渦まいた一つの争波そうはから、虚無僧姿の若人わこうどへ、つるぎ以外に、お綱お米という二つの女の魂までからみついてこようとは
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
つまり分娩ぶんべんとか掻爬そうはとかの、苦痛や惨忍性を伴ふ場合がそれであつて、この時は手術台なり分娩台なりを、到底肉眼の堪へぬほど強烈な白熱光をもつて包むのである。
わが心の女 (新字旧仮名) / 神西清(著)
一気に走破そうはして来たわけである。当時としては超々速度といっていい。が問題は速度ではない。彼の大気明快な統率と、無碍むげ自在な方略の断にある。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)