“ござしよ”の漢字の書き方と例文
語句割合
御座所100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
赤熊百合しやぐまゆり、王の御座所ござしよ天幕てんと屋根飾やねかざり、夢をちりばめたしやく埃及王ばろ窮屈きゆうくつな禮服を無理にせられた古風こふう女王ぢよわう
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
かけ貴殿きでんには何人にていづれへ通り給ふや當時たうじ本堂は將軍しやうぐん若君わかぎみ天一坊樣の御座所ござしよと相成り我々晝夜相詰まかりありととがむれば浪人は拙者せつしやは當院の住職ぢうしよく天忠和尚の許へ相通る者なりと答ふ然ば暫時ざんじ此處に御休息ごきうそくあるべし其段そのだん拙者共より方丈はうぢやうへ申通じうかゞひし上にて御案内ごあんないせんといふに彼浪人も夫はもつともの事なりと自分じぶんも番所へ上れば番人は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)