“こよい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
今宵90.3%
今夜6.3%
此宵2.9%
今霄0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どうしても今宵こよいを過ごさず能登守に向って、兵馬の身の上のお願いをしてみるほかはないと、心が少しいらだつようになりました。
王さま、あちらにまいりましょう、今夜こよいは夢でございます、明日あすが待っております、明日あすになれば、夢が現実うつつとなりましょう。
ウスナの家 (新字新仮名) / フィオナ・マクラウド(著)
此宵こよい宮詣みやまいりは一生を通じて詣って来たようなものだ。お身と我らの倖せをことほぐためにもかった。」
津の国人 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
し此の事が人の耳に這入って、明日あすにも新聞紙上へでも出るような事があっちゃア僕もつとめは出来ず、何うしても職を辞さんければならんから、今霄こよいうちすぐに僕は此者これを一旦連れ帰って
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)