“こんど”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
今度80.3%
此度18.2%
今回0.5%
今夜0.5%
今朝0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「さあ、今度こんどは、よくていてください。」と、おんなはいって、だい二、だい三、だい四、というふうに、一ぴきずつたいをうみはなしました。
女の魚売り (新字新仮名) / 小川未明(著)
ロミオ なう、しかってくださるな。此度こんどをんなは、此方こちおもへば、彼方あちでもおもひ、此方こちしたへば、彼方あちでもしたふ。以前さきのはさうでかった。
四月末に帰国、九月に上京、そして今回こんどの事件が起った。
蒲団 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
今夜こんど帰つて来たのは、妻の父が死んだので、それで国に置いた妻子に逢つたり何かするために帰つて来たのだが、その江界からは、国のH市まで半月の月日を要するのであつた。
初冬の記事 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
今朝こんど朝廷で女を選んで後宮に入れるということでございますから、もしそんなことにでもなると、困りますから、式はまだあげませんから、急にお嬢様をお伴れ申しました
竇氏 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)