“くうしよ”の漢字の書き方と例文
語句割合
空所100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
當時とうじ二人ふたりとも木造家屋もくぞうかおく二階にかいにをられたので、下敷したじきになりながら小屋組こやぐみ空所くうしよはさまり、無難ぶなんすくされたが、階下かいかにゐた家扶かふ主人夫婦しゆじんふうふうへあんじながらからうじて
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
不思議ふしぎまど空所くうしよはしかゝつたふすまつたつて、あがりざまに屋根やねて、それから山王樣さんわうさまやま逃上にげあがつたが、其處そこはれてのがるゝ途中とちう、おなじなんつて燒出やけだされたため、道傍みちばたちて
露宿 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)