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うつわ
ふりがな文庫
“うつわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
器
89.7%
器物
3.4%
器具
2.1%
器量
1.4%
食器
1.4%
容器
0.7%
硝子器
0.7%
陶器
0.7%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
器
(逆引き)
この型を以て未来に
臨
(
のぞ
)
むのは、天の展開する未来の内容を、人の頭で
拵
(
こしら
)
えた
器
(
うつわ
)
に
盛終
(
もりおお
)
せようと、あらかじめ待ち
設
(
もう
)
けると一般である。
イズムの功過
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
うつわ(器)の例文をもっと
(50作品+)
見る
器物
(逆引き)
刀
(
かたな
)
だの、軸ものだの、文庫にはいっている古い書類だの、そのほか色々な
器物
(
うつわ
)
が、古道具屋の店みたいに並べてありました。
虫干し
(新字新仮名)
/
鷹野つぎ
(著)
うつわ(器物)の例文をもっと
(5作品)
見る
器具
(逆引き)
肩に振り分けにして掛けているのは麓の城下から持って来るところの色々の珍らしい
器具
(
うつわ
)
や
食物
(
たべもの
)
で、つまり彼は山と城下とを往来している行商人なのであった。
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
うつわ(器具)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
器量
(逆引き)
九女八は、
襟白粉
(
えりおしろい
)
の
刷毛
(
はけ
)
を、手伝いに来てくれた、鏡のなかにうつる静枝にいった。根岸の家にも一緒にいる内弟子の静枝は、他のものとちがって並々の
器量
(
うつわ
)
でないことを知っているので
市川九女八
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
うつわ(器量)の例文をもっと
(2作品)
見る
食器
(逆引き)
先日中川さんのお話を
伺
(
うかが
)
って
銅鍋
(
あかなべ
)
や
青銅鍋
(
からかねなべ
)
は気味が悪くなりましたから銅製の
食器
(
うつわ
)
を全廃して西洋鍋を買いました。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
うつわ(食器)の例文をもっと
(2作品)
見る
容器
(逆引き)
岸本は病人の欲しがる氷を
枕頭
(
まくらもと
)
の
容器
(
うつわ
)
から
匙
(
さじ
)
で飲ましたりなぞして、時には
気息
(
いき
)
の
籠
(
こも
)
った窓の
硝子
(
ガラス
)
を開けに行った。三月の二十日頃の日あたりがその病室の外にあった。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
うつわ(容器)の例文をもっと
(1作品)
見る
硝子器
(逆引き)
ビールの
罎
(
びん
)
がやがて手に来る。
結
(
ゆ
)
わえた綱を解いて、それを勝手へ持って来て、土瓶に移して、コップ三つと、砂糖を入れた
硝子器
(
うつわ
)
とを盆にのせて、兄の話している座敷へ持って行く。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
うつわ(硝子器)の例文をもっと
(1作品)
見る
陶器
(逆引き)
陶器
(
うつわ
)
ものを洗う音やら、
炊
(
かし
)
ぎの支度する気配が、静かに、そこで聞えた。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
うつわ(陶器)の例文をもっと
(1作品)
見る
“うつわ”の意味
《名詞》
物を入れるためのもの、いれもの、容器。
器具の総称、器物、什器。
事を担任するに堪える才能、器量、度量、包容力。そのようなものを持った人。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
うつは
いれ
もの
うつわもの
いれもの
もひ
きぐ
うつはもの
きぶつ
きりやう