“いるい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
衣類85.7%
遺類14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
嫁入よめいりてより七ねんあひだ、いまだにりてきやくしこともなく、土産みやげもなしに一人ひとり歩行あるきしてるなど悉皆しつかいためしのなきことなるに、おもひなしか衣類いるいいつもほどきらびやかならず
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
わたくしのようなあの住人じゅうにん食物しょくもつ衣類いるいなどにつきてとおとおむかしおもがたりをいたすのはなにやらお門違かどちがいをしているようで、何分なにぶんにも興味きょうみらないでこまってしまいます……。
中津藩においては古来未曾有みぞうの大事件、もしこの事をして三十年の前にあらしめなば、即日にその党与を捕縛ほばくして遺類いるいなきは疑をれざるところなれども、如何いかんせん
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)