“いまり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
伊万里76.5%
伊萬里5.9%
今万里5.9%
伊満里5.9%
伊萬利5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昔肥前の松浦領と伊万里いまり領と、領分境をきめようとした時に、松浦の波多三河守はたみかわのかみは、伊万里兵部大夫ひょうぶだゆうと約束して、双方から夜明けの鶏の声をきいて馬を乗り出し
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
それを熱燗あつかんに解かして、一本の徳利に仕込みました——此處に酒の入つた徳利が二本ございます。いづれも模樣も何んにもない、伊萬里いまりの白い徳利。
「あの騷ぎの中でたよりさんがたもとの下に白伊萬里いまりの徳利を隱すやうにして、隣りの部屋へ行つたやうです」
色絵の萩の薄彩色、今万里いまりが露に濡れている。
白花の朝顔 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
とこした秋海棠しゅうかいどうが、伊満里いまり花瓶かびんかげうつした姿すがたもなまめかしく、行燈あんどんほのおこうのように立昇たちのぼって、部屋へや中程なかほどてた鏡台きょうだいに、鬘下地かつらしたじ人影ひとかげがおぼろであった。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
平次が駕籠を停めて、袖の中から白伊萬利いまりを出し、杏齋先生の鼻の先へ出すと、杏齋は駕籠に乘つたまゝ