“いづみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
71.0%
和泉25.8%
出水3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
畫題ぐわだいは『自然しぜんこゝろ』と謂ツて、ちらしがみ素裸すつぱだかわかをんなが、新緑しんりよく雑木林ざふきばやしかこはれたいづみかたはらに立ツて、自分のかげ水面すゐめんに映ツてゐるのをみまもツてゐるところだ。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
和泉いづみの山の茸狩たけがりの思ひ出は、十二三の年になりますまで四五年の間は一日も忘れることが出来なかつた程の面白いことでした。
私の生ひ立ち (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
但し「古今相撲物語」には、達ヶ関時代に大阪の出水いづみ川が苦手であつて、二回許り負けたことゝ、谷風となつてから此の苦手の出水川にも負けずに何時も勝利を得たことが書いてある。
初代谷風梶之助 (新字旧仮名) / 三木貞一(著)