“いしさじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
石匙66.7%
石匕33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それはいしきり石錐せきすい)といふものです。また、石匙いしさじといふものがありますが、むかしひと天狗てんぐ飯匙めしさじといつてゐたものです。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
人夫にんぷとして茶店ちやみせ息子むすこくわつたが、もなく石匙いしさじ掘出ほりだした。(第四圖ホ參照)
現在げんざい野蠻人やばんじんなどが、これとおなじような器物きぶつ使つかつてゐるところからかんがへますと、この石匙いしさじけだものかはぐために使用しようしたものに相違そういありません。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
近頃ちかごろ石匕いしさじの名行はるる樣に成りしが、是とても决してとなへには非ざるなり。イースタアアイランド土人及びエスキモーはげん此石器このせききを有す。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
(第六)石を打ち欠きて作れる匕形さじがたの者。(之を石匕いしさじと呼ぶ)。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)