“あけのひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
翌日66.7%
朝日33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
方十町に響きて、はじめはその所知れざりしが、次第に近く聞きつけ、その村の産土神うぶすなの森の中なり。折としてかがりを焚くことあり。翌日あけのひ見れば青松、柴の枝、燃えさして境内にあり。
大菩薩峠:22 白骨の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「そはまことに嬉しき事かな。さばれかく貴き医師くすしのあることを、今日まで知らざりしおぞましさよ。とかくは明日往きて薬を求めん」ト、海月くらげの骨を得し心地して、その翌日あけのひ朝未明あさまだきより立ち出で
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
○さるほどに源教げんけういほりにかへりて、朝日あけのひ人をたのみて旧来としごろしたしきおなじ村の紺屋こんや七兵衛をまねき、昨夜かう/\の事ありしとおきく幽霊いうれいの㕝をこまかにかたり、お菊が亡魂まうこん今夜こよひかならずきたるべし