トップ
>
『登山は冒険なり』
ふりがな文庫
『
登山は冒険なり
(
とざんはぼうけんなり
)
』
役小角とか、行基菩薩などいう時代の、今から一千有余年の昔のことはともかく、近々三十年前位までは、大体に登山ということは、一種の冒険を意味していた。完全なテントがあるわけでなく、天気予報が聞けるでもなく、案内者という者も、土地の百姓か猟師の片 …
著者
河東碧梧桐
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
初出
「山 第一卷第三號」梓書房、1934(昭和9)年3月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約15分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
清水
(
しょうず
)
況
(
いわん
)
魄
(
たましい
)
猶
(
な
)
狼狽
(
うろた
)
稠坐
(
ちゅうざ
)
霰
(
あられ
)
鎬
(
しのぎ
)
覿面
(
てきめん
)
腥
(
なまぐさ
)
練膽
(
れんたん
)
結廬
(
けつろ
)
米突
(
メートル
)
咫尺
(
しせき
)
磧
(
かわら
)
石鎚
(
いしづち
)
白堊
(
はくあ
)
抛擲
(
ほうてき
)