“覿面”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てきめん99.0%
テキメン1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この場所ぎめの際の一喜一憂する表情は見ていて面白かった。くじ運のいいとわるいでは、その夜の商いに覿面てきめんにひびくわけである。
桜林 (新字新仮名) / 小山清(著)
「悪い方でもなかろうと思うけれど、一切秘密だから他の相場が分らない。兎に角覿面てきめんだ。勉強すると上る。君は屹度上っているよ」
負けない男 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
アルコールの力! そのおかげで熟睡することが出来たけれど、飲み過ぎの罰は覿面テキメン、胃腸の工合が悪い、がぶ/\水を飲んでごまかす。……
旅日記:03 昭和十四年 (新字旧仮名) / 種田山頭火(著)