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『氷河』
ふりがな文庫
『
氷河
(
ひょうが
)
』
市街の南端の崖の下に、黒龍江が遥かに凍結していた。 馬に曳かれた橇が、遠くから河の上を軽く辷って来る。 兵営から病院へ、凍った丘の道を栗本は辷らないように用心しい/\登ってきた。負傷した同年兵たちの傷口は、彼が見るたびによくなっていた。まも …
著者
黒島伝治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
1928(昭和3)年11月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約42分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間10分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
娘
(
パルシニヤ
)
暖炉
(
ペーチカ
)
煖炉
(
ペーチカ
)
耳朶
(
みゝたぼ
)
俺
(
お
)
填
(
はま
)
海豚
(
ふぐ
)
馭者
(
イズウオシチイク
)
趾
(
ゆび
)
耳朶
(
みゝたぶ
)
拳銃
(
ぴすとる
)
塒
(
とや
)
嗄
(
しわが
)
札
(
さつ
)
化
(
ばけ
)
豪猪
(
いのしゝ
)
副木
(
ふくぼく
)
刳
(
えぐ
)
疚
(
やま
)
脂肪
(
あぶら
)
膿
(
うみ
)
誦経
(
ずきょう
)
偽札
(
にせさつ
)
跛
(
びっこ
)
軒庇
(
のきひさし
)
釦
(
ボタン
)
鐚
(
びた
)
俺
(
おれ
)
剥
(
は
)
群
(
むれ
)
家
(
うち
)
畚
(
ふご
)
生木
(
なまき
)
瀰漫
(
びまん
)
滑桁
(
すべりけた
)
扉
(
ドア
)
怺
(
こら
)
弾丸
(
たま
)
嵩
(
かさ
)