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『蜂が団子をこしらえる話』
ふりがな文庫
『
蜂が団子をこしらえる話
(
はちがだんごをこしらえるはなし
)
』
私の宅の庭の植物は毎年色々な害虫のためにむごたらしく虐待される。せっかく美しく出揃った若葉はいつの間にかわるい昆虫のために食い荒らされる。なかんずくいちばんひどくやられるのは薔薇である。羽根が黒くて腰の黄色い小さな蜂が、柔らかい若芽の茎の中 …
著者
寺田寅彦
ジャンル
自然科学 > 動物学 > 昆虫類
初出
「解放」1921(大正10)年7月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約12分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
畢
(
お
)
真円
(
まんまる
)
銜
(
くわ
)
這
(
は
)
躑躅
(
つつじ
)
蜥蜴
(
とかげ
)
莟
(
つぼみ
)
芙蓉
(
ふよう
)
翡翠
(
ひすい
)
精悍
(
せいかん
)
健気
(
けなげ
)
疋
(
ぴき
)
甲良
(
こうら
)
橙紅
(
とうこう
)
搬
(
はこ
)
夥
(
おびただ
)
団塊
(
かたまり
)
口嘴
(
くちばし
)