“鮒佐”の読み方と例文
読み方割合
ふなさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私が精神病院へ入院したとき小林秀雄が鮒佐ふなさの佃煮なんかをブラ下げて見舞いにきてくれたが、小林が私を見舞ってくれるようなイワレ、インネンは毛頭ないのである。これ実に彼のヤジウマ根性だ。
安吾巷談:07 熱海復興 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)