閨房おくのま)” の例文
南は閨房おくのまで新人とさし向っていた。新人はやはり悲しそうな顔をしていたが、それでも何処かに艶めかしいところのあるのが眼に注いた。南はそれに嫉妬を感じた。
竇氏 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)