赬肩瓦嚢ていけんがのう)” の例文
寿碣誌は没後石に刻せられて浅草橋場総泉寺の境内に建てられたというが、わたくしはまだこれを見ない。静軒は安政三年に東海道を遊歴して京摂にとどまること半年ばかり。詩集『赬肩瓦嚢ていけんがのう』を刻した。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)