角藤ストウ)” の例文
角藤ストウ川上の壮士芝居などは、役者自身まづ、演劇とは考へて居なかつた筈である。其が、数年出ぬ間に、見物の方から芝居として見、次に役者が、芸的自覚を発するに到つたのである。
雑感 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)