荊州兵けいしゅうへい)” の例文
もともとこの軍には、さきに関羽を離れて、呉の呂蒙へ降参した荊州兵けいしゅうへいが多かったので、蜀帝にたいしては戦わないうちから一種の畏怖を抱いていたし、中には二心の者も相当にあった。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)