臁噛すねかじり)” の例文
これを家の厄介やっかいと称す。俗にいわゆる臁噛すねかじりなる者なり。すでに一家の厄介たり、誰れかこれを尊敬する者あらんや。いかなる才力あるも、臁噛はすなわち臁噛にして、ほとんど人によわいせられず。
徳育如何 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)