“膝膕窩”の読み方と例文
読み方割合
ひかがみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、背後から足台を、博士の膝膕窩ひかがみに衝突させる。と、波が横から潰されて、ほとんど腋下に及ぶほどの高さになってしまう。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
それから、束を握らせるために、両腕を自由にしておかねばならないので、何よりまず膝膕窩ひかがみを刺戟して、イエンドラシック反射を起さねばならない——。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)