羅衣ウスギヌ)” の例文
さういふ景色と一つに、模糊とした羅衣ウスギヌをかづいた記憶のうちに、父の姿の見えなくなつた、夜の有様も交つてゐた。
身毒丸 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)