篤実一方とくじついっぽう)” の例文
父は先祖から譲られた遺産を大事に守って行く篤実一方とくじついっぽうの男でした。楽しみには、茶だの花だのをやりました。それから詩集などを読む事も好きでした。
こころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)