漁業長の捕鯨の話、帰化人範多銃太郎はんたじゅうたろうのラッコ猟の話、それにつづいて、小笠原老人が、午前中に流した銅板のはがきにつながりのある、船と郵便の話をした。
無人島に生きる十六人 (新字新仮名) / 須川邦彦(著)