稚室ワカムロ)” の例文
新室ニヒムロの古びない力を讃めて、稚室ワカムロといひ、其各部を縛り、殊に屋上から結び垂して、地上に届くまでに結びさげた蔓を以てした綱の長きを仰ぎ乍ら、讃め詞ははじまるのである。第一、柱ぼめ。
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)