福草さきぐさ)” の例文
源氏も時々声を添えた。福草さきぐさの三つ葉四つ葉にというあたりがことにおもしろく聞かれた。どんなことにも源氏の片影が加わればそのものが光づけられるのである。
源氏物語:23 初音 (新字新仮名) / 紫式部(著)