白峰赤石しらねあかいし)” の例文
もう堪まらなくなって、凍えても私は、この高根薔薇を胸に抱いて死にたいと思った、高山植物というものを、殆んど摘み取ったことのない私も、このときばかりは、——白峰赤石しらねあかいし
白峰山脈縦断記 (新字新仮名) / 小島烏水(著)