“用心棒（ようじんぼう）” の例文

源助町の道場から用心棒（ようじんぼう）が来ていて、そのうえ、一人はすぐに、もっと援兵を呼びに芝へ走り帰るのを自分は、右近について行っていて見届けたから、その足で迎いに来たのだという。

魔像：新版大岡政談 (新字新仮名) ／ 林不忘(著)

“用心棒”の意味

《名詞》
用 心 棒（ようじんぼう）

主に暴力から、誰かの身あるいは団体や組織などを守るためにそばに置いておく者。

万が一の用心に備えて用意しておく棒。

心張り棒のこと。
(出典:Wiktionary)

“用心棒”の解説

『用心棒』（ようじんぼう）は、1961年に公開された日本の時代劇映画である。監督は黒澤明、主演は三船敏郎。モノクロ、東宝スコープ、110分。桑畑三十郎を名乗る浪人が、宿場町で対立するヤクザ同士を衝突させて壊滅させるという物語で、理屈抜きの娯楽映画として興行的に大ヒットし、1962年に続編の『椿三十郎』が作られた。三船は本作品で第22回ヴェネツィア国際映画祭の男優賞を受賞。本作品は刀の斬殺音や残酷な描写を取り入れるなど、従来の時代劇映画の形式を覆して後の作品に大きな影響を与え、1964年にはセルジオ・レオーネ監督のマカロニ・ウエスタン『荒野の用心棒』で非公式にリメイクされている。
(出典:Wikipedia)

用	常用漢字 小２ 部首:⽤ 5画
心	常用漢字 小２ 部首:⼼ 4画
棒	常用漢字 小６ 部首:⽊ 12画