瓦落船がらくたぶね)” の例文
とうとうコンナ瓦落船がらくたぶねに乗って、骨董みたいなお汽鑵かまの番をするところまで落ちぶれて来た訳だがね。ハッハッ……しかし、お蔭で君達の喜びそうな冒険を、イクラ体験して来たか知れやしない。
焦点を合せる (新字新仮名) / 夢野久作(著)