琳琅璆鏘りんろうきゅうそうとして鳴るじゃないか」とむずかしい事を持ち出したのは独仙君であったが、誰も取り合わなかったのは気の毒である。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)