猫又殿ねこまたどの)” の例文
... そこに寝ておらるる猫又殿ねこまたどのにも御異存は無かろうと存じます」主人はようよう起き返って「そりゃ無論さ。あんなものの娘を誰が貰うものか。寒月君もらっちゃいかんよ」
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)