猗頓いとん)” の例文
節義の存するところ、水火を踏んで辞せず、節義の欠くるところ、王侯の威も屈する能わず、猗頓いとんの富も誘うべからずして、はじめてもって士と称するに足るのである。学者は実に士中の士である。
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)