“狗尾草（くびそう）” の例文

泉州でイヌグサというのも同じに、むしろ漢名の狗尾草（くびそう）という方に命名の動機が一致している。

野草雑記・野鳥雑記：01 野草雑記 (新字新仮名) ／ 柳田国男(著)

“狗尾草（エノコログサ）”の解説

エノコログサ（狗尾草、学名：Setaria viridis）は、イネ科エノコログサ属の植物で、一年生草本である。ブラシのように長い穂の形が独特な雑草である。
夏から秋にかけてつける花穂が、犬の尾に似ていることから、犬っころ草（いぬっころくさ）が転じてエノコログサという呼称になったとされ、漢字でも「狗（犬）の尾の草」と表記する。ネコジャラシ（猫じゃらし）の俗称は、花穂を猫の視界で振ると、猫がじゃれつくことから。逆に猫をじゃらす、草状のものを「お遊び草」と呼ぶようになった。穀物のアワ（粟）の原種とされ、交雑もよくおこる。
(出典:Wikipedia)

狗	漢検準1級 部首:⽝ 8画
尾	常用漢字 中学 部首:⼫ 7画
草	常用漢字 小１ 部首:⾋ 9画