牧牛女人もくごによにん)” の例文
かくて「一切衆生を成熟せむがための故に」牧牛女人もくごによにんから乳糜の供養を受けたとき、若し忽然として餓虎があらはれて彼を喰はむとしたならば、彼はその時にも猶その身をこれに與へたであらうか。
三太郎の日記 第三 (旧字旧仮名) / 阿部次郎(著)