煩悶懊悩はんもんおうのう)” の例文
旧字:煩悶懊惱
恋を描くにローマン主義の場合では途中で、単に顔を合せたばかりでぐに恋情が成立ち、このために盲目になったり、跛足になったりして、煩悶懊悩はんもんおうのうするというようなことになる。
教育と文芸 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)