炮碌ほうろく)” の例文
そこの寄席、かしこの寄席と掛合って歩いた末が、駒込の炮碌ほうろく地蔵前の、ほんのささやかな端席だった。それが初めて圓朝のトリを肯ってくれた。
小説 円朝 (新字新仮名) / 正岡容(著)