これは『民謡覚書みんようおぼえがき』という本の中に、くわしく書いておいたから、大きくなってから読んでごらんなさい。われわれの持ち伝えている手毬歌のなかには、気をつけて見ると二通りの種類がある。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)