歌苑かゑん)” の例文
人界に降ること稀なる歌苑かゑんの神も、この夜のみは、いといつくしく我が草堂に宿りつらめ、と。後にて人と語り興じぬ。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
見よ今、歌苑かゑんに花降る朝ぼらけを
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)