怪音が彼の気にいったのではなく、彼が長い間かかって組立てた極超短波受信機ごくちょうたんぱじゅしんきが始めて働いてくれたことがうれしかったのだ。
霊魂第十号の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)