東嶺とうれい)” の例文
白隠和尚はくいんおしょうの弟子の東嶺とうれい和尚とかいう人の編輯へんしゅうしたもので、重に禅を修行するものが、浅い所から深い所へ進んで行く径路やら、それに伴なう心境の変化やらを秩序立てて書いたものらしかった。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)