“朶思大王”の読み方と例文

読み方	割合
だしだいおう	100.0%

だしだいおう

弟の孟優も朶思大王（だしだいおう）も、同時に免（ゆる）した。三名は馬を貰って、愧ずるが如く、逃げ帰った。

三国志：10 出師の巻 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)

初めのうちは、朶思大王（だしだいおう）も孟獲兄弟も

三国志：10 出師の巻 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)

“朶思大王”の解説

朶思 大王（だし だいおう）は、中国の通俗歴史小説『三国志演義』に登場する架空の人物。禿竜洞（とくりょうどう）という洞窟の主という設定。南蛮一の知恵者の異名を持つ。
蜀軍の諸葛亮に連敗を喫していた南蛮王孟獲は、五度目の抵抗に際して、弟の孟優の紹介により禿竜洞の朶思大王へ救援を求める。朶思大王は、禿竜洞への道の四ヶ所に配置された毒の泉が蜀軍の進路を阻むだろうと孟獲に言った。この毒の泉による策略は蜀軍を苦しめるが、諸葛亮は孟獲の兄である孟節の手助けにより打ち破った。
その後、朶思大王は孟獲と共に楊鋒の裏切りにより囚われの身となるが、すぐに孟獲と共に解放される。
(出典:Wikipedia)

朶	漢検1級 部首:⽊ 6画
思	常用漢字 小２ 部首:⼼ 9画
大	常用漢字 小１ 部首:⼤ 3画
王	常用漢字 小１ 部首:⽟ 4画