そのうち信ぜざるものの例証に引きたるものに、おもしろき談多ければ、今二、三を挙げて冒頭に掲げんとす。まず、司馬江漢が『春波楼筆記しゅんばろうひっき』に左のことを載せたり。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)