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斎川水
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ユカハミヅ
ふりがな文庫
“
斎川水
(
ユカハミヅ
)” の例文
一体、湯は
斎川水
(
ユカハミヅ
)
と云ふ語の慣用が、こんな略形に変じ来つたのであるが、古いものを繙けば、天子の沐浴を、ゆかはあみ(湯川浴)と訓じてゐるのが目にとまる。
貴種誕生と産湯の信仰と
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
即、
斎川水
(
ユカハミヅ
)
の中である。天子様の場合には此湯の中の行事の、一切の御用をつとめるのが、処女である。天の羽衣をおぬがせ申し上げるのが、処女の為事なのである。
大嘗祭の本義
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
温泉は、常世の国から、地下を通つて来た温い水で、禊ぎには理想的なもので、そこで、
斎川水
(
ユカハミヅ
)
として尊重されたものである。又さうでなくとも、斎川水は温いと信じて居つた。
大嘗祭の本義
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
斎
常用漢字
中学
部首:⽂
11画
川
常用漢字
小1
部首:⼮
3画
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
“斎川”で始まる語句
斎川
斎川以西有羊腸