慢罵欲まんばよく)” の例文
ないことも悪くいうのが世間である、ましてこの際の自分は彼らの慢罵欲まんばよくを満足させるのによい人物であろうと思うと、御息所は名誉の傷つけられることが苦しくてならないのである。
源氏物語:09 葵 (新字新仮名) / 紫式部(著)