それより前に、関羽は、玄徳の書をたずさえて、幽州涿郡ゆうしゅうたくぐん(河北省・涿県)の大守劉焉りゅうえんのもとへ使いしていた。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)